Good Sound Maker ブログ

オーディオ・音楽制作・ライブ演奏用機器のレビューやお試しネタなどなど。

2016年02月

バーゲンというのは魔物で、どうせ何も買わないけど見るだけね!と思いながら行った帰りに、バーゲン品でもなんでもないものを買って帰ったりします。そしてそれが買えるか買えないか、いーい感じの値段の設定の場合はなおさら…

ということで、買っちゃいました。KORG microKEY air。
実はiPad miniで何か面白いこと出来ないかなーと考えていたところに聞いたmicroKEY air発売日のウワサ。そしてその発売日の次の日の、とある店舗の1day バーゲン。一応見てみようかなー^^ってな感じで。もちろん発売したばっかりだから定価売り?ですよ^^

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microKEYはコンパクトだけど打鍵感のある、お手軽DTMのリアルタイム入力に最適なMIDIキーボードですが、airはこれがさらにワイヤレスになったものです。

ワイヤレスにすると線でつなぐときに比べてレイテンシがある、つまり通信にちょっとだけ遅れが発生するので、もともとMIDIキーボードのようなタイミング命の入力には不向きなのですが、テクノロジの進歩がそれを可能にしました。

Bluetooth Low Energy(BLE)とMIDI

Bluetooth Low Energy(BLE)という規格があります。これはBluetooth 4.0で採用になっている、超低消費電力の通信規格で、デバイス(の設定)にもよりますが、BLE対応機器では小さめのデータを10数ミリ秒で通信できる規格です。超低消費電力なので、無線機器なのに電池が長持ちします。
小さめのデータと言えばMIDI。オーディオデータと違って鍵のON/OFFデータが中心なのでマルチメディアデータとしてはかなりデータが小さい方です。そこに目をつけたアップルが、Apple Bluetooth Low Energy MIDI というMIDI通信の仕様をつくってきたので、それにあわせて続々と製品が出てきているのです。

中身!

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箱は全面銀色に、microKEY Airというシールが貼ってあります。Airとそうでないもの(ワイヤレスでないもの)はここを見ないと判断できません。ちなみに、通称はmicroKEY Airですが品番はMICROKEY2-25AIRなのですな。25は鍵の個数で、もっと鍵盤が広いものもあります。自分は入力用と割り切っての25鍵です。

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もちろんUSBも従来通り使えますが、横のスイッチを右に倒すとBLEワイヤレスになります。

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ソフト音源のライセンスがついてきます。
詳しくはこちら!
 
いわゆる「動作確認用の電池」(=アルカリじゃないやつ^^)もついてくるので、買ってすぐ試せます。

レイテンシ on iPad mini2

レイテンシはどうだったかというと、
iPad mini2につないだ場合のレイテンシは全く問題なし!
超低レイテンシの入力機器に慣れていると、まあレイテンシがあることは感じることが出来るのですが、まあその程度。入力の支障になるほどではありませんし和音も普通に問題なく入力できます。

Windowsではどう?

BLE MIDIはAppleの規格ではあるのですが、KORGのドライバを入れるとWindowsでもMIDIデバイスとして見えるので使うことが出来ます。Windowsでまともに動くかというと、iPadとの接続に比べるとちょっと問題があります。ただ、これはWindowsの問題なのか、Bluetooth受信機の問題なのか、KORGのドライバの問題なのか、よくわからない!
私の環境は、Windows 10と、アイオーデータの USB-BT40LEというBLE対応のUSB Bluetoothドングル(USBで外付けするBluetooth送受信機)です。このドングルをつけているとか、少なくとも、Windows側はBluetooth Low Energyが受信できるようになっていないとダメですよ!
まず、音は鳴る^^!そして、入力ができないかというと、できる!でも、和音を入力したりするとちょっと気になる程度のレイテンシ(体感100ミリ秒ぐらいかなぁ?1/10秒ぐらい)が発生することがあったり、単音でも明らかにiPadの時と比べて遅いです。

ちょっとWindows 10というのが特殊かもしれなくて、世の中のほとんどのBluetoothドングルはWindows 10対応!と言っていません。なぜかというと、Windows8.1まではWindowsがまともにBLEに対応していない(Windows 8, 8.1でも対応状況が大きく異なります)のでドングルメーカーがドライバを提供しているのですが、Windows 10からはWindows自身がドライバを内蔵しています。

ということで、使ったら使えるのだけどメーカーとしての動作保証がまだできていない状況かと推測されます。
WindowsでのBLE MIDI機器はこれからのところなので、今後改善してくるかもしれません。


 
KORG microKEY air
サウンドハウス KORG microKEY air

Windows10にしてから、ZOOM UAC-8がたまに起動してこないことがありました。
電源は入っているのに再生デバイスに列挙されない、もちろん音も鳴らない…

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これ、UAC-8の問題ではなくてマザーボードのUSB3に入ったMicrosoftのドライバとの相性問題のようでした。
確認方法は、音が鳴らなくなったときに

  1. ウィンドウズメニュー(スタートメニュー?)の右クリックから「デバイスマネージャー」を開く
  2. 表示メニューから「デバイス(接続別)」を選んで、
  3. ユニバーサル シリアル バス コントローラーの欄でマークがついているものがないか探す。(自分の場合はUSBルートハブ(xhci)という項目でした。詳細を見ると「USB ハブをリセットできませんでした。」という警告が出ていました)
  4. パソコン(もしくは自作の場合はマザーボード)のメーカーサイトでWindows10用のUSBドライバが出ていないか確認する。自分の場合はGIGABYTEのマザーボードなので、これでした(みんなそれぞれ違います、それぞれ自分のパソコン用を探す必要があります。お間違いなく!)

 GIGABYTE(GA-78LMT-USB3) 

 ここで USB3.0のドライバ(自分の場合は"VIA USB 3.0 Driver")が見つかったので、これを入れたら解決でした!デバイスマネージャーのUSB3関連のドライバは VIA USB 3 Root Hub などに変更されます。

PCの環境ごとに状況は違うのですが何かのヒントになれば幸いです。

 
ZOOM UAC-8
ZOOM UAC-8
(サウンドハウス)

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