ゴブサターン。

今どき、カーナビって必要なの?

カーナビってすっかり下火になってしまって、スマホとグーグルマップでいいじゃん、ということになっています。

z904



一方でメーカーもそれを察知してか、固定電話のように進化が止まっている。
タッチによる操作性もスマホのヌルサクと比べるとイマイチ、今どきの音楽メディアへの対応も遅れている、PCやスマホではあたりまえにできることがカーナビではまだできない、ということが多くなってきました。

でも、スマホだとやっぱりわざわざ車の中で開くの面倒だし、ナビ品質もPND並だし、ずっと親切なカーナビ使ってた人にとってはあまりにドライな存在なんですよねー。コンシェルジュという意味ではいまだにカーナビの方がスマホよりもずっと先を行っていますし。

カーナビ繁栄の日々の思い出

10年前まではカーナビといえばカロッツェリア、パイオニアのサイバーナビと楽ナビが席巻していました。サイバーナビはうんと未来の物語のようなことを実現し、次の年の楽ナビがそれに追随し、サイバーナビはさらに先に行く。

Web2.0なんて言われていたころに本当に使える集合知であるスマートループ(渋滞情報共有)を作り上げたサイバーナビはエンジニアとしてもまぶしい存在でした。

ガラケー状態のカーナビ

ところが、ITの世界はここ何年かで もうすごいことになっています。
技術はオープンソースのもとにエンジニア間で共有され、ものすごい勢いで進化していく。開発環境も進化して、同じことを実現するにも今までの何倍もの速さで実現できてしまう。

センサー+頭脳という意味ではカーナビもスマホと同じなのですが、各メーカーで独自路線、クローズな特色を打ち出しているのはちょっと前の和製パソコンやガラケーと同じ。

商品としては個性的で面白いところもあるのですが、前時代的なほころびが見え隠れしてしまっています。

孤高のケンウッド

しかし!
そんな中でも、最近のKENWOODの彩速ナビはアツい!どうしちゃったの!?笑

もともとナビ(案内)の品質はカロッツェリアとストラーダ(パナソニック)、アルパイン、と言われていた中で、B級のイメージを払しょくできなかったケンウッドのナビですが、ここ最近の他社のやる気のなさの中では燦然と輝く存在です!!

なにしろ今どきのハイレゾオーディオに対する対応がホンキです。
なんと一般向けのカーオーディオでDSD対応!!(PCM変換、とのことですが、実は世の中にPCM変換するDSDプレーヤーはたくさん存在しており、変換しているからといって必ずしも音が悪いとは限りません。それについては機会があれば改めて)

また、DSD対応!と名乗るからには周辺の部品もそれなりのものを用意することになるわけなので、ハイレゾではないソースの音質向上にも大いに期待できます。

そして操作性。中途半端にスマホ風の操作感を取り入れた他社も多くある中で、極めて自然なスマホ的ユーザーインターフェースです。

ナビ品質に関しても着々と向上を続けており、すでに他社と比較してもそん色ないレベルに来ているのではないかと思います。これに関してはまだほとんど検証していないのでまた後日。

ともかく、シェアがとれないからって努力しないですぐ撤退してしまうような会社とは違う、執念の製品ではないかと思います。彩速ナビ2017年モデル。

うちのカーナビ7年目

さてさて、すでにご紹介している通り、わたくしは楽ナビのHRZ900のユーザーだったわけなのですが、音楽好きの立場からするとこの音質がびっくりするほどいただけない。

基本モッコモコサウンドで、グライコがついているのですが調整できる周波数が中途半端なところまでしかないので、どう調整してもシャッキリしないのです。さらに前はサイバーナビユーザーだったりもして、D/Aチップにお金がかかっていると明らかにで音が変わるのを知っていたので、これはスピーカーではなくてこの楽ナビの問題なんだろうなぁと思っていました。

買っちゃった!!

まあその状態でずっと我慢してたのですが、急にハイレゾナビへの興味が深まってまいりまして、オートバックスのセールやケンウッドのキャッシュバックにも惹かれ、ついに付け替えてしまいました!!彩速ナビ、MDV-Z904です!!

Z704と迷ったりもしたのですが、オートバックスの限定モデルであるZ904Aは地図情報が3年間更新無料ということで、値段差を埋めてあまりあるという判断をしまして、男らしく最上位モデルであります。

ハイレゾということで、ハイレゾ再生するためにはハイレゾ対応のスピーカーつけてもっと高域が鳴らせるようにしましょうね、という売り方をしています。

が、自分の部屋での経験からハイレゾ対応スピーカーにしなくてもハイレゾは十分楽しめることがわかっています。ということで、今回は標準装備のBOSEのままで。

昼に取り付けをお願いして、6時間半後に取り付け終了でした。

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左側がムキダシに見えますが、これはカスタムパネルの問題で、ナビのせいではありませんよ。

早速試聴!

FLACの音源を前もってSDカードにコピーしておいたのですが、ハイレゾ・CD音質含めて、今までとはっきり違いの分かる音質。
もちろん楽ナビは圧縮音源だったのでその違いもあろうかと思いますが、それ以前にわかる輪郭のシャッキリさ。


ototoyで H ZETTRIOのハイレゾとか買ってたんですけどね。これいい環境で聞くとバッキバキのベースにドラムのチンチキ(言い方が陳腐^^)がシャッキリ出てとてもいいんですよ!

そしていままでついていたDSPの音場効果はどれもモワーン、とごまかすだけの使えないものだったのですが、ピュアオーディオ派の自分でも積極的に使いたくなるような高品位な音場効果。

カタいベースのゴリゴリ感がいまのところうまく表現できていない気がするのですが、それでも同じスピーカーから流れてくる音楽とは思えない違いで、さらに追い込むならスピーカー交換しかないかなぁとも思います。

タイムアライメントとかスピーカーのコンフィグレーションとか、細かい設定はいろいろあるのでおいおいまた調整する楽しみはあろうかと思いますが、ひとまずフラットな状態でもう異質なよい音が聞けてとても満足です。

うーん。音質編と言っておきながら、かなりざっくりな話しかしてないんですが、いや、美味しんぼのようなオーディオのほめ言葉を使うまでもなく、明らかに違うんで、車の中で音質なんてわかるかよ、と思っている人にはぜひ騙されてみてほしいと思います!!