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当方アマチュアドラマーでありますが、ギターもちょくちょく使ってます。
ギターが本職の場合はお金をかけてこだわりのコンパクトエフェクターを買い足していくということをやりたいのですが、滅多に人前でギターを弾かないのにエフェクターにはなかなかお金をかけられません。

で、やっぱりマルチエフェクターが便利。

コンパクトエフェクターとマルチエフェクター


コンパクトエフェクターの多くはアナログ回路で構成されていて、音がデジタル化しないので生の音の空気感を損なわない傾向にあるのですが、反面コンパクトエフェクターをつなぎすぎるとどんどん音が劣化して行ってしまいます。
一方、マルチエフェクターのほとんどは入力でアナログ-デジタル変換をして、エフェクターはすべてデジタル信号処理、その後デジタル-アナログ変換をして出力するものなので、つなぎすぎによるノイズの混入はない一方で、ある種のデジタルっぽい音になってしまうという問題もあります。

デジタルっぽいというのは何かというとデジタル-アナログ変換・アナログ-デジタル変換およびデジタル信号処理をどれだけ丁寧にやるかということが主たるポイントなのですが、今はこのあたりは安価な部品でどんどんよくなってきています。

信号処理はこなれてきているので、結局のところは使う側の音作り次第とも言えます。

エフェクターは重い


そんなわけで、お手軽にいろんなエフェクターを手に入れるためにマルチエフェクターを使うのはコスパ的にも理にかなっているのですが、なぜか各社出してくるマルチエフェクターって重量が重いんですよね。
自分も前はBOSSのME-50とかZOOMのG2.1Nuとか持っていたこともあるのですが、ちょっとセッションに持って行く、なんて時にはドラムの道具の方に比重を置いてしまうのでどうしても重いギターのエフェクターは断念したりしていました。それぞれ魅力のある機材だったのですが売ってしまいました。

軽い軽いマルチエフェクター、G1on

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ということで、ずっと気になっていた G1on ですが、セールの勢いで買ってしまいました。
なんと言っても軽い軽い、380g!!スマホ二台分!しかも中身のエフェクターはZoom G3 相当。
G2.1Nuが1.3kg、ME-50は3.15kgですよ!

軽いと不安?


足で操作したときに床の上でずれたりしないか、ですが、裏にゴムマットが5つついていて、実際のところは実用上の問題はありませんでした。

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音質?


軽いからと言って心臓部であるデジタル信号処理は基本的にZoom G3と同じはず。
ZOOMも独自開発のデジタル信号処理チップ(DSP)であるZFXをどんどん進化させ、かなり制約から解放されてきています。ZOOMの音の傾向って言うのは昔から変わってないと思うのですが、質という面ではどんどんよくなってきているのですね。ちなみにG1onのデジタル化は44.1kHz、24bit。CDが44.1kHz、16bitなので、CDよりも小さい音がよりキレイに出るということですよ。ざっくり言うと。
G2.1nuは96kHzだったんですけど、G1on、G3、G5では44.1kHzに戻ってます。上げるべきはそこじゃないと思ったんですかね。

エネループが使える!USB電源も使える!


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エフェクターって通常は専用のACアダプターで駆動するイメージなのですが、これは単3のエネループ4本で動きます!さらに、USB電源も使えるので、よくあるスマホ充電用のACアダプタが使えます。(コネクタはスマホのと違う台形のやつなのでケーブルのコネクタの形に注意!)

MS-50Gよりも足で出来ることが多い


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ZOOMはもっとコンパクトなマルチエフェクターを出しています。MS-50G、コンパクトエフェクター一台分の大きさに凝縮されたマルチエフェクターです。実はこれも中身はほとんど同じなのですが、使いどころはちょっと違うのではないかと思います。コンパクトエフェクターを買いそろえている人が、ちょっと飛び道具的なエフェクトを曲ごとに変えて使いたい、などというときにMS-50Gのエフェクターを一時的に呼び出す、という使い方が自然なのかなと。だってフットスイッチが1つしかないので、演奏中はあらかじめ決められたパッチ切り替えを順番にやるしかないのですよね。G1onは左右のフットスイッチ+同時押しという方法で前後のパッチ切り替え+チューニングメーター、というのを足の操作だけで行えます。なので、G1onはどっちらかというとメインに据えても十分使えます。ちなみにMS-50Gは350g、ほとんど重さは同じですね^^

十分1台で使える


G1onの個人的な使い方は、歪みエフェクターだけお気に入りのものを使って、他のエフェクトはすべてこれに任せるという感じですね。歪みも強いこだわりがなければもちろんG1onに内蔵されているので、それを使うのも全然アリです。よし!しばらくはこのお手軽マルチを持ってセッションに行こう!

しかしこの安っぽさだけはなんとかならんものか…
ZOOM G1on
サウンドハウス ZOOM G1on
ZOOM MS-50G
サウンドハウス ZOOM MS-50G