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MediaGoってアップデートするとCD取り込みの設定がリセットされたり、何らかトラブルがあるイメージですが…MediaGo3.1へのアップデートでもそれは起こりました…

MediaGo.exe システム エラー
「コンピューターにVCOMP140.DLLがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。」

vcomp


うーん
これはもちろんMediaGoがきっかけで出ているエラーではあるのですが、Windowsのシステムが出しているエラーです。

「プログラムを再インストールしてみてください」
…とは書いてあるものの、これでうまく行くのはVCOMP140.DLLをMediaGoインストーラが正しくインストールしている場合だけです。今回はそれでは解決できませんでしたので、おそらく 本来であればMediaGoのインストーラーが配らないといけないWindowsの開発パッケージをMediaGoインストーラがインストールしていない、という問題だと思われます。

解決方法

1. マイクロソフトのサイトに行って、「日本語」「ダウンロード」を選択し、
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=48145

2. 「Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をダウンロード&インストールします。
コレ→ vc_redist.x86.exe

3. MediaGoを再度起動します。

vc_redist.x64.exe というのもありますが、MediaGoが32bitアプリケーションなのでx86の方をインストールすればよいです。Windowsが32bitか64bitかは関係ありません。(心配ならvc_redist.x64.exe を同時にインストールしても問題はありません。将来64bitのアプリケーションがインストールされたときに同じ問題に遭遇しなくてすみます)

はい!直りましたかね??

なんでこういう問題が起こるかというと、開発者のPCにはこれがインストールされていることが多いから、気づかないんですね…ちゃんと検証してるのかな…

追記

以前のバージョンでは VCOMP140.dll ではなく VCOMP120.dll がないと言われることもあります。その場合は「Visual Studio 2015の再頒布パッケージ」ではなく「Visual Studio 2013の再頒布パッケージ」をどうぞ。MediaGoの開発環境が変わったのですな。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40784